日曜日, 12月 11, 2016

黒沢健一が亡くなってしまった

黒沢健一が亡くなってしまった。

脳腫瘍で闘病中とは公表されていたが、きっと完治して活動を再開するものと思い込んでいたので、あまりのことにもはや言葉もない。
世間的には1990年代にビックヒットを連発したL⇔Rの人という認識だろうけれど、その後のソロ活動でも素晴らしい楽曲を作り続けていた。

今はただ冥福を祈るばかり。そして数々の素晴らしい楽曲が埋もれてしまうことのないように、多くの人に聴き続けられることを願うしかない。
どうか安らかに。

黒沢健一・Wondering


黒沢健一・Rock'n Roll


94年のライブ映像。後半のロックンロールメドレーを聴くと、この人の歌の巧さが分かる。

木曜日, 10月 20, 2016

麗しのフラスカ (初回限定盤) MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)

麗しのフラスカ (初回限定盤) MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)

与太話です。
割りとこのバンドは好きなので、予約して初回盤を買いました。てっきり初回限定なので2枚組CDだと思っていたら1枚ものです(追加音源も全て1枚に収まってます)。

今回は「スマホから直接ダウンロード出来るサービス」も付いていて、中にアクセス用のパスワードが書かれたものが入っており、試しに使ってみましたが(ユーザー登録後に専用アプリをダウンロードして、そのアプリ経由で音源をダウンロードする仕組み)、正直、専用アプリの出来がヨロシクなくて、ブチブチと落ちまくるので、通常使用も怪しいレベルです。ちゃんとテストしたとは思えないなあ。まあ二度と使わないから良いけれど。

さて、肝心の内容ですが、良いですね、カッコいいです。まず、逹ニイのドラムは最高にカッコいい。そして楽曲がどれもロック寄りで、これもカッコいい。まあ正直「どれを聴いても、どこかで聴いたような気がしないでもない」状態ではありますが、その分を差し引いて聴くと、どれも良く出来たロックチューンです。あと曲名忘れたけど、中盤以降でなかなかカッコいいギターソロもあって、ギターのフレーズや音色においても、斉藤和義名義の作品よりもギターを弾きまくってます。更に個人的に好きな楽曲「Love & Love」のライブテイクも聴けて、かなりお得感がありました。ファンは漏らさず買いましょう。

しかし「うんこメイカー」というタイトルはスゴイなあ。まあ歌詞の内容もすごかったけど。





日曜日, 9月 11, 2016

斉藤和義 『熊本地震復興支援チャリティ弾き語りライブ』

斉藤和義 『熊本地震復興支援チャリティ弾き語りライブ』

9月25日までの期間限定公開。
あまり期待せずに見始めたけれど、とても良かったです。
今回のツアーメンバー、一人一人のキャラがよく分かるライブだったし、何よりも個人的には「そうか、こういう『歌うたい』もアリだな」と思いました。オススメです。

http://gyao.yahoo.co.jp/music-live/player/kazuyoshisaito

金曜日, 8月 19, 2016

「星野源しか出ない夏フェス」

「星野源しか出ない夏フェス」

面白そうな企画ですね。来週の月曜日深夜25:00~27:00。
てっきり弾き語りかと思っていたら、バンドでの演奏ですね。これは楽しみ。
ナタリーの記事はこちら。
http://natalie.mu/music/news/198792

そういうわけでインターネット時代のエアーチェック(ラジオ放送の録音)は、やったことがないのですが、この辺のツールが使えそうなので、番組を録音したい方は試行錯誤してみてください。

https://www.radikool.com/

それにしてもテレビドラマの主演決定。主題歌のCDの発売(初回特典DVD付き)。絶好調ですね。
CDシングルの発売は嬉しいけれど、Amazonの配送が2000円以上無料に変わったので、1800円+消費税はなかなかに厳しい。急ぎではないものと一緒に買わないと。

日曜日, 8月 14, 2016

雨のパレード New Generation

雨のパレード New Generation

与太話です。

メジャーデビューアルバムを発売したばかりの「雨のパレード」を朝夕と聴いています。一度聴くと耳から離れないボーカルと秀逸としか表現できない緻密なアレンジ。
初めて聴いた時に、てっきりDTMで作りこんだ一人きりのプロジェクト(「ぼくのりりっくのぼうよみ」のような)と思っていましたが、バンドのプロフィールとシングル盤の初回特典に付いてきたデビューライブの映像を見て、バックのメンバー3人で演奏をこなしていることに驚きました。

個人的な難点も無いことはないけれど、それを差し引いても素晴らしい才能。

Tokyo


ペトリコール




木曜日, 6月 23, 2016

Live Tour “YELLOW VOYAGE" 前半の雑感

Live Tour “YELLOW VOYAGE" 前半の雑感

与太話です。
届きました。しかし、とにかく多忙のため時間が取れず、先程ようやく前半部の弾き語りコーナーの最後までを観ることが出来ました。一言で言えば「ゴージャス」という見事なショーですね。
手練のバックメンバーとのツアー最終日と来れば、演奏も熟れまくっている状態だし、全く何一つ問題なく観ていられます。「湯気」が新しいアレンジで中間部がフリーテンポになっていましたが、ああいった部分や、「DownTown」の長い長いブレイクポイントなど、日によって大きく変わるであろう部分も難なくこなしているのが、さすが最終日といったところでしょうか。

基本的にはハンドマイクでの熱唱パターンなので、ギター演奏の見どころとしては、やはりセンターステージの弾き語り4曲。そして今回の映像では、カメラの位置関係からでしょうが、これまでの映像作品の中で、ダントツに左手の様子を観ることが出来る映像ですね。映像を観ながら「タブ譜の見直しが必要かな?、コードの押さえ方もFmaj7などは変わっているしなあ、最新版に書き換えようか」と一瞬思いましたが、まあ本当に公私共に忙しいので、機会があればそのうちに、ということにしておきます。でも本当に今回の弾き語り映像はコードの押さえ方がバッチリ見える時間が長いです。

付録の小冊子も、コンサート評、インタビュー、対談と、文字情報がたっぷりなので、ありがたい限りですが、これまたノンビリと読んでいる時間が取れそうにないので、まだ未読です。後半部とオマケディスクを観ながら読みたいところですが、果たして目を通せるのはいつになることやら。

火曜日, 6月 14, 2016

長いタイトルの楽譜本が出るようです

与太話です。

(追記:2016年06月25日)
書店の店頭で見つけたので、星野氏の曲のところをざっと立ち読みしてきました。
結論から言えば、「いろいろと違うので、オススメはしない」ということです。
音は合ってるのかもしれないけれど、フレットの位置が違う(ので、譜面通りに弾くと無理が出てくる)とか、カポの位置が違う(主Key=Cで演奏しようとしているけれど、正解は主Key=Dだったり)、まあ音から譜面起こしをするとこうなるという見本のような間違いがあれこれありまして、しかしちょっとでも映像を確認すれば、間違いに気づくのになあ、どうして総力を上げて正確な譜面にしようとしないのかな?と、店頭であれこれ考えてしまいました。良い選曲なので、なおさらに残念に感じますね。(追記:ここまで)

新刊の予定リストを見ていたら、変な楽譜を見つけてしまった。
「ギター弾き語り アコギで弾きたい実力派アーティストの曲あつめました」
なんと言うのか「ああそうですか」という感じのタイトルの本なんだけど、曲目リストを見ていると、斉藤さんと星野さんが収録されてますね。曲目はこんな感じ。

曲目●時よ(星野 源)/Week End(星野 源)/SUN(星野 源)/ギャグ(星野 源)/
地獄でなぜ悪い(星野 源)/Crazy Crazy(星野 源)/夢の外へ(星野 源)/フィルム(星野 源)/くだらないの中に(星野 源)/湯気(星野 源)/ばらばら(星野 源)/くせのうた(星野 源)/スミレ(秦 基博)/Q & A(秦 基博)/水彩の月(秦 基博)/ひまわりの約束(秦 基博)/Girl(秦 基博)/青い蝶(秦 基博)/アイ(秦 基博)/サークルズ(秦 基博)/キミ 、メグル、ボク(秦 基博)/鱗(うろこ)秦 基博)/プール(秦 基博)/僕らをつなぐもの(秦 基博)/dot(秦 基博)/シンクロ(秦 基博)/モンスター feat.秦基博(大橋トリオ)/HONEY(大橋トリオ)/やさしくなりたい(斉藤和義)/ずっと好きだった(斉藤和義)/歌うたいのバラッド(斉藤和義)/歩いて帰ろう(斉藤和義)

以下、キリがないので省略。
なんだか盛り沢山ですね。一部Amazonで、サンプルの画像が載っていて、それを見ると、タブ譜だったり、コードダイアグラムだったり、コードだけだったりで、なんだか寄せ集め感がスゴイ本ですが、まあ安いし(2160円)、これでもかってくらい曲が入ってるし(98曲)、「フィルム」や「ばらばら」や「くせのうた」がキチンとタブ譜で記載されていれば、これはこれでお買い得かもですね。
まあ、書店の店頭でチェックしてからの購入をオススメしますが、一応要チェックということで。
発売は6月24日。



木曜日, 6月 09, 2016

斉藤和義 マディウォーター 新譜

斉藤和義 マディウォーター 新譜

与太話です。
いやあ、高いね。初回特典CD付きとは言え、1944円はさすがに購入するのをためらっちゃいました。しかも折り悪く、Amazonが全品配送無料を止めたので、2000円以下の商品は送料が必要(350円だったかな?)とくれば、「もう今回はいいかな」と思いましたよ。でもまあ日替わりの弾き語りを聞いておきたかったので、買いましたけどね。

個人的な感想では、「Fire Dog」と「印象に残る季節」が良かったです。あと肝心のシングル曲は意外にもどちらもカッコいいですね。「マディウォーター」はバックがアメリカ勢なのかな、相変わらずシャープでタイトでグルーヴ満点のドラムが最高です。

しかし、2枚組とはいえ、やっぱりシングルで2千円弱は高いなあ。
というわけで好きな人にはおすすめしておきますが、そうでない人には、「まあまあいつもどおりですよ」とだけ言っておきます。
それにしても、我が家には、歌うたいのバラッドが入ったCDやDVDが、一体何枚あるんだろう。


月曜日, 5月 16, 2016

「Live Tour "YELLOW VOYAGE"」発売記念。

「Live Tour "YELLOW VOYAGE"」発売記念。

与太話です。
おいおい、また出るのかよ?と思ったけれど、よくよく考えて見れば、映像作品としては「Stranger in Budokan」(2014年8月)、「ツービート in 横浜アリーナ」(2015年3月)に続いて、まだ3作目なんですよね。
で、なんで「またかよ」と思ったのかというと、CDシングル「Sun」(2015年5月)の初回限定盤のオマケ映像に「ビクターロック祭り2015」のダイジェスト映像が入っていたり、「Yellow Dancer」(2015年12月)の初回盤のオマケ映像が「星野源のひとりエッジ in 武道館」だったり、ということで、ほぼ半年に1作くらいのペースでライブ映像を見ているという有りがたい状況なんですよね。

ただまあ、そういう意味では、今回の「Live Tour "YELLOW VOYAGE"」の個人的な見どころとしては、弾き語りの「口づけ」「スーダラ節」辺りで、それ以外は(「Yellow Dancer」アルバムの収録曲を除けば)お馴染みの曲のお馴染みの演奏なのかあ、というまあ贅沢な満腹感だったりします。

でもまあ、そうは言っても予約発注しましたけどね。だって、見たいじゃないですか、「スーダラ節」の弾き語り。
それにしても、ちょっと値段が上がってないですかね?気のせいかもしれませんが。

ナタリーのライブ映像発売の記事はこちら。
http://natalie.mu/music/news/187411
ナタリーのライブレポートはこちら
http://natalie.mu/music/news/180568


火曜日, 3月 22, 2016

完全な与太話


与太話です。

先日、大きめの書店の音楽コーナーでぼんやりと楽譜を見ていたら、これを見つけました。知らなかったけれど出てたんですね、こういうのって。(ギターピース232 SUN c/w Week End by 星野源)
ギターピースという名の薄っぺらだけど、2曲掲載でなかなか高額な商品(600円)。
結論からいえば、やはりここでも「Sun」の方はIntro部がDbM7で記述されていました。
バンドスコアではなくギターピースなのに、ギターを半音下げで演奏するという発想が無いのは、ちょっと残念ですね。
ちなみに、このギターピースではIntroのDbM7は4フレット始まりなので、結構おしいと思います。そして、今度出るバンドスコアでは(Amazonのサンプル画像で判断すると)、「Sun」の伴奏ギターのIntroのDbM7は11フレット始まり。これはとてつもなく違いますね。楽譜業界、もうちょっと頑張ってほしいです。


金曜日, 3月 11, 2016

「YELLOW DANCER」のバンドスコア発売決定

「YELLOW DANCER」のバンドスコア発売決定

これは..。

>ギターの弾き語りにも対応したコード付きの歌詞ページ

中身を見てみないと何ともですが、期待大です。
発売は3月28日。

http://natalie.mu/music/news/179426

<さっそくの追記>
Amazonにサンプルページの画像が上がっていたので、じっと目を凝らしてみましたが、うーーん、ちょっと地雷の匂いがしてきたなあ。

まず「Sun」が半音下げチューニングでは無く、(ノーマルチューニングで)DbM7始まりでギタータブを書いてますね。これはリズムパートのギター譜としては完全に間違い。チューニング半音下げのDM7始まりで記述すべきです(星野氏本人が半音下げチューニングのギターで歌ってますから)。
あと、「コード付きの歌詞」ページも、本当に歌詞の行間にコードを書いているだけで、コードダイアグラムも無しなので、複雑な押さえ方のコードを学べる仕組みではなさそうですね。

まあそういうわけで、「期待大」と書きましたが、さっそく期待は無くなりつつあります。くれぐれも店頭で手にとって、中身を確認してからの自己責任で、購入判断は自己判断でお願いしますね。

更なる追記(3月30日))昨日、手元に届きました。あんまりじっくり見れてないのですが、バンドスコアとしては良い感じなのではないかなと思います。まあ前述した通り、"Sun"のギターが残念ですが、それ以外は概ね、それっぽくは書かれていると思います。
このアルバムって、意外にギターが入ってない曲が多いので、そういう曲はベース譜を追いながら曲を聴くと新しい発見もありそうですね。これを機に遡って過去のアルバムのバンドスコアとかも続々と出てきたら嬉しいですね。まあ引き続き、購入の判断は各自でお願いします。



月曜日, 3月 07, 2016

斉藤和義 Cheep & Deep ギタータブ

斉藤和義 Cheep & Deep ギタータブ

滅多に受け付けないのですが、リクエストを1曲だけ久しぶりに受けましょうか。

ストレイキャッツ風の曲。たしか、アルバムリリース後のインタビューで、アルバム制作中にブライアン・セッツアーの教則本を買って、ブライアンの奏法を練習したという話があったように思います。まあこの曲のためでしょうね。

イントロのみ。曲間もいろいろやってますが、まあ基本はスリーコード(Em、Am、B7)なので、その辺は各自で頑張ってとって下さい。

PDFファイルのダウンロードはこちらから

ギターメインのような曲ですが、少し聞き取りにくいので、4分音符なのか8分音符なのか、微妙に迷いましたが、まあ多分こうでしょう。
譜面上は8分で書いてますが、原曲を聴けば分かる通り、シャッフルビートです。

9~10小節目のB7のベースラインが、少しだけ指使いが変なので音符の上に、左手の指を書いておきました。もちろん(単音弾きなので)、これ以外の弾き方もありますが、スムーズに弾くならこうかな?と思います。

土曜日, 1月 30, 2016

星野源 ワークソング ギタータブ

星野源 ワークソング ギタータブ

ニューアルバムのおまけディスクの「ひとりエッヂ」映像より。
ギタータブとは書いてますが、実際はコード譜です。
(レギュラーチューニング、カポなし)

PDFファイルのダウンロードはこちら

先に謝っておきますが、 色々と怪しい箇所があります。
10小節目のC#7、これは無くてもいいかも。
11小節目と16小節目の4分の6拍子の譜割。 これは完全に間違ってますが、うまく譜に書けなかったのでこれでとりあえずは我慢して下さい。学校の音楽の成績は良くなかったのです。すいません。

おまけディスクを見た人には分かるのですが、演奏前の指慣らしのようなアルペジオのフレーズが、なかなかいい感じだったのでタブにしようかと思ったのですが、いざ書くと、これも譜割りが難しいし、何より映像を見れていない人にはなんのこっちゃなので、書くのは止めました。そんなに難しくないので、そこは各自で頑張ってください。


水曜日, 1月 27, 2016

LAST LIVE “ARIGATO!" by SAKEROCK

LAST LIVE “ARIGATO!" by SAKEROCK

与太話です。

買うつもりはなかったけれど、仕事が多忙な時に「これを乗り切ったらなにか買おう」と思っていて、その時にポチッと予約発注してました。手元に届くまで発注したことすら忘れてましたよ。そうかそういえば発注してたな。

まあそういうわけで、さきほどから(大した期待も無く)ボンヤリと見ています。つくづく不思議なインストバンド。各自の技量が上手くなり、バンドとしてまとまればまとまるほどに、演奏している曲が平凡で平易に聞こえてしまうという、最初のバンドの設計段階から間違っていたのではないかな?と、聴くたびに思います。本当に(狙ったわけではないのだろうけれど)ニッチなバンドです。

でもこのタイミングで解散をしたというのは、ある意味では正解かな。「星野源人気」にあやかって、ニワカファンが増えたとしても、それを受け止めるだけの懐の深さが、バンドにもメンバー各自にも見当たらないわけであって、そうした根拠の無い人気で盛り上がってしまう前に、現状維持のままで解散に漕ぎ着けたというのは、言ってみれば英断かなとも思います。「再結成をするのは来世で」に近いコメントを言っているところからも、もはや再結成はないだろうし、それを強く望むファンの声もないでしょう(あったら嘘だと思う)。

序盤の硬さが取れてきて、少しずつ演奏に熱がこもってくるのが手に取るように分かるという意味では、良いライブです。それがストレートに伝わっちゃうのもどうだろう?と思わないでもないですが、でもこのバンドはそういうバンド。おそらく10年、20年経った後に、伝説のバンドとして再評価されて、でもフォロワーも無くという形で語り継がれるバンドとして皆の記憶に残るだろうなと思います。
お疲れ様。そしてありがとう。